仮面をつける
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 文庫
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演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。
これからの季節に読んでほしいなあ。なんて。
感想なんてわたしうまいこといえないし、共感なんてできないんだけど、もやもやっとしたところが、ああ、そうだったよね、って思えるような。夏のなかに居るみたいな気分になるかも。
あれ、なんかご紹介がずっと乙女ではなく少女ものばっかりですね。。。もともと少女世界の住人(思いこんでる)なので派生はそこらへんです。今後えぐいのきたらごめんなさい。