人生の出口にたたずむ

少女ソフィアの夏

少女ソフィアの夏

人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと人生の出口にたたずむ祖母。七十も年齢の違う二人が共に静寂と孤独を心から楽しむ、フィンランド多島海での短い夏の日々を「ムーミン」の作者が描く、香り高い短編集。


 おとめじゃないな。少女だった。じつはヤンソンさんがすごくすきです。ムーミンとかも。北欧に行くために貯金してたし(事故でパアになったけど)冬が近づいてくる感じとか、海の音とかそういうのが聞こえてきそうな本です。海の鳥のはなしとかすき。ソフィアがかわいいのと不安なのと。ひっくるめて女の子。